BYDエネルギーストレージ (BYD Energy Storage)、12.5GWhの世界最大のグリッドスケール蓄電池プロジェクトに署名

Source: GlobeNewswire
BYDエネルギーストレージ (BYD Energy Storage)、12.5GWhの世界最大のグリッドスケール蓄電池プロジェクトに署名

中国・深セン発, Feb. 18, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- BYDエネルギーストレージ (BYD Energy Storage) とサウジ電力会社 (Saudi Electricity Company) はこのほど、その時点で12.5GWhの容量を持つ世界最大のグリッドスケールエネルギー貯蔵プロジェクト契約を締結した。 以前に納入された2.6GWhのプロジェクトと、今回の協力関係による総プロジェクト量を併せると、15.1GWhという驚異的な容量に達する。

プロジェクトキックオフミーティング

この協力関係は、サウジアラビアの再生可能エネルギー産業の発展と、サウジアラビアのビジョン2030イニシアティブで掲げられた野心的な目標の達成に向けた重要な一歩となる。 差し迫った世界的な気候変動への対応として、サウジ電力会社は、サウジアラビアのエネルギー情勢を再構築し、再生可能エネルギーの調査を主導する取り組みを着実に続けている。これは、2030年までに再生可能エネルギー比率50%の最適なエネルギーミックスを実現するという同国の野心的な目標のためである。

プロジェクトのBESS (蓄電池システム) 設備は、同国の5つの施設に設置される。 BYDエネルギーストレージは、次世代のMC Cube-T ESSを提供する。これは、世界に先駆けて開発したCTS (セル・トゥ・システム) 超統合技術を採用しており、Vcts (セル容量とシステム容量の比率) 指標は33%を超えている。 これらの設備はサウジアラビアの送電網に統合され、再生可能エネルギー発電システムの増加に伴う課題への対応、安定した電力供給の確保、ピーク時の電力需要への対応において重要な役割を果たすことになる。

17年前、BYDは、電力系統網システムに連結するLFP (リン酸鉄リチウムイオン電池) ベースの蓄電池システムの潜在的な価値を模索するため、初の試験的BESSシステムを市場に投入した。 今日までに、BYDエネルギーストレージは、世界110以上の国と地域にまたがる350のプロジェクトに、75GWh以上のBESS設備を納入している。 その多様な製品ポートフォリオは、発電側、系統側、消費側のさまざまな用途のシナリオに対応しており、研究、開発、製造、販売、サービスを網羅する完全な産業チェーンを形成している。 BYDエネルギーストレージは、15.1GWhを超える超大規模プロジェクトを供給できる体制が整っていることを証明した。

この画期的なプロジェクトは、世界的なエネルギー情勢における電気化学的エネルギー貯蔵ソリューションの価値と位置付けを再定義するものである。 BYDエネルギーストレージは、この協力関係を新たな出発点として、技術研究開発への投資を継続的に増やし、グローバルパートナーと提携してエネルギー転換の新時代を切り開き、エネルギー貯蔵業界をクリーンで持続可能な未来へと導く。

リンク:
www.bydenergy.com
www.bydglobal.com

報道関係者向け問い合わせ先:
キフェン・ショウ (Qifen ZHONG)
zhong.qifen@fdbatt.com

本発表に付随する写真はこちらから入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/de81db5a-c23a-4e43-85ae-89dc133ea635